このどりさら日記・・・。2年半近く時を止めてしまいました。
当初は、更新するたびにドリィとの思い出を過去へと追いやっているような気がして、ただ、ただ、過去ログを見返し泣いていたような気がします。
静かに、まったりとさらさと過ごしながら落ち着きを取り戻した頃、仔犬を迎えたい!と前に進む勇気が湧いてきました。

・・・でも。
少し遅すぎました。
仔犬が我が家にやってくることが決まったころ、さらさが不調になってしまいました。
腹水や胸水が溜まり安静が必要になり、大好きだったお散歩もカートに乗って出かけるようになってしまいました。
それでもさらさは強い子でした。

すべてを受け入れ、つらい治療にも泣き言を言わず、今を生きる姿勢を崩すことはありませんでした。
そんな中、無邪気すぎる若いエネルギーの塊がやってきたのです。
「レビン」と名付けたブラックタンの男のコ。

レビンはさらさに甘えようと側にすり寄ります。
さらさは値踏みするように拒絶オーラを振りまきます。
さらさとレビンの生活は2か月半弱。
たった2か月半。

日々、さらさがレビンを許可する場面が増えていたのに・・・。
さらさの教育的指導は的確でレビンは許可された距離の中、精一杯甘えていました。
もう少し、さらさにレビンの教育を頼みたかったな(笑)
でも、今だから思うこともある。

さらさには初めからドリィが側にいて、守られ、甘やかされ、行動のすべてがドリィと一緒でした。
誰よりもドリィが大好きで、その大好きなドリィとの別れを経験し、私と同じに・・・もしかしたら私以上に取り戻すことができない「何か」を抱えていたのではないだろうか・・・と。
レビンもきっとさらさに依存しながら育っていっただろう・・・。
それでも10歳差のあるさらさとレビン。
別れはそう遠くないところに待っている。
レビンがさらさとの別れをこの短い時間の中で迎えたことはある意味レビンにとってはよかったのかもしれない。
思うところはいろいろある。
もし・・・。は、いつでもついて回る。
ただ、はっきりしているのは自分の事。
「どりさら」
ドリィとさらさは私にとってのドーベルマンとの暮らしの第一章だったということ。
今、新たな章が始まった。
それは私とレビン。第二章の始まりです。

また気の向くまま、このブログを更新してみようかな・・・と思っています。